自分の可能性を限定せず、心が向いたらやってみる。

青木 陸央さん/映像クリエイター

講座に参加したきっかけを教えてください。

元々在宅ワークや動画制作の副業に関心があり、講座を受ける前からLancersに登録をしていたのですが、たまたましずワークの告知があったんです。
講座を運営される方の中に、ランサーズに登録されているフリーランスの中でもトップクラスのランサーさんとして活躍されているシモカタセイジさんと長濱裕作(ながはまゆうさく)さんがいらっしゃるのを知りました。
元々、お二人のことはTwitter(現X)などで拝見していて、その方たちの参加されるイベントというので興味を持った形ですね。
あとは、いずれ静岡に移住したいと考えていたのもあります。
現在は他県に住んでいますが、元々旅行が好きで、静岡の用宗(もちむね)や三島などを訪れたこともあり、静岡に愛着があったんです。
そういったきっかけが重なって、更にしずワークの「フレキシブルな働き方ができる人の育成」というコンセプトにもしっくりきて、これは面白そうだぞと思って参加しました。

講座を受けた感想はいかがですか?

私が受講したのは動画制作のセミナーだったのですが、プロとして第一線で活躍されているシモカタさんから動画制作の基礎を学ぶことができました。
「映像を作ることがクライアントにとってどういう意味があるのか、クライアントが何を求めているのかを考える必要がある」とお話しされていて、フリーランスや副業で仕事をする際の心構えや姿勢に関する学びが多かったです。
あとは、講座の会場である「the Port kakegawa (ポートカケガワ)」という施設のプロモーション動画の作成に挑戦したのも印象的でした。

私は前職が映像の仕事だったんですが、プロモーション動画、しかもスマホで撮影するのは初めての経験で、同じ動画制作でも新鮮なことばかりでした。
新たな挑戦ができて楽しかったですし、作った動画を思いのほか評価していただけたのがすごく嬉しかったです。
映像の仕事をしていたときは、会社のスタイルに対して自分の作品がマッチしていない部分を指摘されることもわりと多かったんです。

でも今回、環境や周囲の人が変わったら評価軸も変わって、自分の新しい、良いところを見つけてもらえたなと感じますね。

地域活動に対する関心があったそうですが、変化はありますか?

元々本が好きだったこともあって、本を通じたコミュニティづくりに強い関心がありましたし、地域の人同士がお互いに楽しく関われるような場づくりをしたいなと思っていました。
そんな中、多様な地域の人たちが一緒に活動をする「the Port kakegawa」という場所に出会えて、そこで講座を受けられたことは、今後の自分の活動のヒントになるような気がしています。

また、講座を通して受講生同士で連絡を取り合うようになって、その人の能力だけでなくその人自身を見て接する居心地のいい関係性が生まれました。
その影響もあって、私自身、今回の仲間と何かやりたいなという気持ちが出てきました。
しずワークに参加された講師の方や受講生、場所のおかげで地域活動に対する関心もますます出てきましたし、視野が広がる機会になりましたね。

新しい働き方に挑戦したい人たちに、メッセージをお願いします。

今回の講座を通して強く思ったのは、自分の心が向いたものを恐れずやってみることってすごく大事なのだな、ということでした。
今後社会が変わっていく以上、自分が知らない状況に対して踏み込まなきゃいけないことは増えてくるかもしれない。だからこそ、今までやったことがないことに自ら進んでいく積極性は、すごく大事になるなと思っています。その中で、新しい働き方を通じてどんなことができるかは、やってみないと分からないのかなと。
やってみたら私が今回動画を作ったときのように、「自分にはこんなことができた」とか、「これ初めてやったけど、案外周りの人に褒めてもらえたな」ということはあると思うんです。
だからこそ、自分の可能性を限定しないで、ぜひ新しい働き方にもチャレンジしてほしいと思います。

本吉ふみかランサーズプロフィール
2021年度に開催された「市原市新しい働き方講座」の第一期受講生。同地域の2022年度、2023年度の地域ディレクターとして講座運営に携わる。ライター・塾講師として活動するかたわら、受講生が集まった地域コミュニティ「ICHIHARAISE(イチハライズ)」の運営にも挑戦中。
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