
「しずワーク」に参加されたきっかけを教えてください。
きっかけは、子ども支援センターにあった「しずワーク」のチラシです。
小さな子どもがいることもあり、以前から子育てをしながら安定した収入を得られる働き方の必要性を感じていました。オンラインの仕事に興味を持ち、クラウドソーシングサイトの存在を知りましたが、本当に稼げるのか不安で一歩を踏み出せずにいたんです。
そんなときに静岡県とランサーズが連携して運営する「しずワーク」の取り組みを知り、公的機関が関わっているという安心感から参加を決めました。
また、オンライン開催の講座があって自宅から参加できることも、子どもがいて外出が難しい私にとって大きな魅力でした。

講座に参加してみていかがでしたか?
私はInstagramの基本操作と投稿代行スキルを学べる「ビギナーコース【SNS】」に参加しました。その中でCanvaというデザイン作成ツールを使い、投稿画像を作る方法を教えていただいたことが印象に残っています。
以前は「デザインはセンスがないとできないもの」と思い込んでいましたが、実際に作り方を学んでみると「自分にもできそう!」という気持ちに変わりました。
実際に自分で画像を作ってみて分からない部分があっても、講座のアーカイブで確認できるので、今では少しずつできることが増え、自信にもつながっています。
講座のほかに印象に残っていることはありますか?
印象に残っているのは、コミュニケーションツール「Chatwork」を使った受講者同士の交流です。
講座はオンライン形式でしたが、受講生と講師、しずワーク担当者が参加するグループチャットでは、活発に学びや情報をシェアしています。受講生が学んだことを実践したり、案件に挑戦したりする姿に刺激を受け、私とは異なる視点に気づくことができました。
「私も負けられない!」という気持ちになるので、新しいメッセージがないときでもグループチャットを眺めていたほどです。
きっと1人では挫折していたと思うので、コミュニティの存在は非常に心強く、行動を起こすモチベーションになりました。

受講後、実際にランサーズを利用されましたか?
はい。アンケートに答えたり、画像作成の案件に応募したりしました。実際に利用しはじめた今となっては「以前はなぜオンラインで仕事をすることを怖がっていたのだろう」と思っています。講座前にランサーズの登録方法やプロフィールの書き方などを説明する動画をいただいたのも、心強かったです。毎日掲載されるたくさんの案件の中から、自分のやりたい内容やジャンルで選ぶことができました。
先日、Instagramの画像を作るお仕事もいただきました。やりたいお仕事でのお声がけは初めてだったので嬉しかったです。「自分もオンラインで仕事ができる!」と、今はとてもワクワクしています。
将来「こうなっていたい」という理想の姿や目標を教えてください
今後は、Instagram運用や投稿作成のお仕事を中心に、自宅で働く道を進んでいきたいと考えています。
「しずワーク」を通して、挑戦することで新しい気付きや発見が得られ、新しい道が開けるのだと学びました。以前は何となくInstagramを眺めているだけでしたが、現在は画像の作り方や表現方法に興味を持ち、視点の変化を実感しています。新しいチャレンジにつながる行動を続けていきたいです。
また、子どもたちにとっても、お母さんがいつも家にいる環境は安心につながるので、将来は本業と言えるまで地道に続け、自分の力で働けるように成長していきたいと考えています。

- 中村 ことはランサーズプロフィール
- パン屋で働きながら、取材や執筆活動にも取り組むライター。「パン屋さんの広告塔になりたい」という想いから2024年度しずワークの「プロコース【SNS】」を受講し、自宅で楽しめるパン作りを発信するアカウントを運用中。夕食だけはごはんを楽しみたい、着物が趣味の和文化好きです。